スズキが発売したワゴンタイプのSUV「ハスラー」が人気を博す中、ダイハツが東京モーターショー2013に出展して話題を呼んだコンセプトモデル「DECA DECA(デカデカ)」をベースにした新型車を11月にリリースすると発表しました。
同車は日常用途はもちろん、レジャー用途など多用途に使える新ジャンルの軽自動車。
全高が1,835mmのスーパーハイトワゴンで、パッケージアレンジにより軽最大の室内空間や室内高(1,455mm)を確保、目線の高さを1,387mmとして運転のし易さを追求しています。
安心感のある走行性能を実現すべく、車両の「高さ」を感じさせない工夫として、フロントアブソーバーロッドやリヤアブソーバーのサイズアップ等により剛性感を向上させると共に、ウレタンバンプスプリングの採用やスタビライザーの標準装備によりロールを抑制、操縦安定性と乗り心地を高い次元で融合させたと言います。
車両重心よりも上方の部材を軽量化することにより、同社の「タント」比で全高が85mm高いにも拘わらず、重心高のアップは約10mmに留められています。
インテリアでは高い静粛性を確保することで質感を向上。
大容量ラゲージアンダートランクを設定して350ccのビール缶24本を詰めたビール箱を 2箱積載可能、ベビーカーを縦に積むなど、リヤシートを畳むこと無く長尺物を積載出来ます。
またインパネには6.6Lの大型トレイを設定、一眼レフカメラやタブレットなどを収納 出来るように工夫されています。
Web情報によると市販車では「他より上を行く」にちなんだネーミングになる模様。
このモデルは10月11日(土)~13日(月)の3連休にお台場で開催中の「東京モーターフェス2014」にも登場する模様。
エクステリア・デザインもさることながら、レジャーにも最適な室内スペースを得たこのモデルは現在軽自動車販売台数でトップを走る「タント」と共に発売後に大きな注目を集めそうです。
http://www.daihatsu.co.jp/ultraspace/index.htm